雨の日のお香

いよいよ梅雨入りし、本格的な雨が降り続いております。
雨に烟る町並みも風情があるとはいえ、やはりお家にこもってしまう日が多くなりがちです。
気持ちも沈んでしまいがちな梅雨の日を快適に過ごすために、お部屋にお香を焚いてみてはいかがでしょうか。

本来、香りの良さを引き出すためにはある程度の湿気が大切とされています。
香道発祥の地、銀閣寺の弄清亭というお香室の前にも大きな池がありますし、薫玉堂の養老亭という香室の前にも池を作っています。
障子を通して香室に池の湿気を呼び込み、香木の香りを聞くのに適した環境にするためだそうです。

湿気の多い梅雨の季節は、まさに香りを楽しむのにぴったりの季節といえます。
只今、薫玉堂では雨の日のお香を提案しておりますので、ぜひお立ち寄りくださいませ。

 

Kyoto Brand Collection

京都の一流店大図鑑 Kyoto Brand Collection に薫玉堂が掲載されました。
伝統・文化はいつの世にも決して色褪せることがない。
常に未来へと時を紡ぐ。ある意味最先端でもあるのだ。
日本の「香」は西洋の香りにはない有限の世界を垣間見せてくれる。
主な天然香料である、長い年月をかけて熟成された香木には、伽羅、沈香といった美しい名が与えられ、先人たちはその香りを暮らしの中で豊かに使いこなしてきたのである。

 

TOPAWARDS ASIA

昨年、2016年11月にキャンドルのパッケージがTOPAWARDS ASIAのTOPAWARDS賞を受賞しました。
TOPAWARDS ASIA のwebサイト では優れたデザインの商品を広くアジアへ発信されています。
美しい商品がたくさん載っているので、訪れるだけで楽しいサイトとなっています。ぜひ一度のぞいてみてください。
薫玉堂の受賞したキャンドルパッケージは水野学さんのデザイン事務所good design companyの加藤圭織さんが担当されました。

 

 

イノブン四条本店さまにて 匂袋作りワークショップ

先週の5月27日土曜日、イノブン四条本店様2階にて匂袋作りワークショップを開催致しました。当日ご参加頂きました方々には誠にありがとうございました。

白檀、丁字、桂皮、龍脳、大茴香、香り香の6種類の香料を調香し 、オリジナルの匂袋を作って頂きました。箪笥の中や鞄に忍ばせて、ほのかな香りを移したり、着物の袂に入れて和のフレグランスとしてお楽しみいただけます。

当日、参加された方々はご自分用に、またギフト用にお相手のイメージを思い浮かべながら、思い思いの香りを調香されました。

引き続きイノブンさま2階にて薫玉堂の商品を展開しております。
ぜひお立ち寄りくださいませ。

 

木目の美しい香合

毎月27日はお仏壇の日と制定されているそうです。
丁寧にお仏壇を清め、良い香りの焼香や線香を焚き清浄な気持ちでご先祖さまに手を合わせます。

焼香を保管したり持ち運びに使える香合のご紹介。
只今、薫玉堂1階にて木目の美しい香合を展示中です。
蓋はワンタッチで開けることができ、使いやすい構造となっています。
手づくりのため、数が限られておりますので、この機会に御覧くださいませ。

奥  シャム柿香合2.2寸 切立型 木目模様が魅力。
左中 神代欅香合 2.2寸 切立型 千年を経て掘り出された欅。
手前 緑檀香合  2.2寸 切立型 緑色の木肌が特徴。
各32,400円(税込み価格)